頑張るだけではテストも仕事もダイエットも成果を出せない
努力の方向性は正しく計画的に
「頑張ることはバカでもできる。だからこそ頑張ったことに満足するのではなく、頑張った結果に何を成したかが大事だぞ」
これはボクが子供にいつも言い聞かせている言葉です。
学生にしても社会人にしても「頑張る」だけでテストで良い点数はもらえないし良い給料ももらえません。
そもそもゴール設定、学生でいえば必要な学びを身に付けるであったり、社会人であれば顧客ニーズを満たすなどのゴール設定を間違っていてはどれだけ頑張ってもその努力は徒労に終わるわけです。
だからこそ「頑張る」ことを最優先事項に置くことは間違っており、正しいゴール設定を定めたうえで、そのゴールに行きつくまでに必要な努力を重ねることが大事なのだと思っています。
自己満足な努力にご注意を
突然抽象的なテーマで始まりましたが、今回の記事は立憲民主党の塩村あやかさんのツイートを見て感じたものです。
だから、立憲が理念を真っ直ぐに目指すべき国を語ることが大切でしたね。与党の出鱈目政治により離れた票が、コロナ対策を頑張った立憲に来ると思っていましたが、予想以上に理念が伝わっていない現実を受け止めなくては。 https://t.co/yb5wnUBg5H
— 塩村あやか🐾参議院議員(立憲) (@shiomura) November 1, 2021
このツイートは後半に2つのポイントがあります。
「立憲民主党はコロナ対策を頑張ってきた」
「しかし国民にその理念が伝わっていなかった」
国民に伝わらなか他t理由を「国民が理解しなかった」なのか、「国民に伝えきれなかった」のどちらで解釈するかによって大きな違いがありますが、どちらで読み解くにしても「我々はコロナ対策を頑張った結果、正しい施策を打ち出せていた」というように解釈できます。
きっと立憲民主党の方々がコロナ対策を自身の評価として頑張ったのは事実だと思います。自称、「私は頑張った」なので。
ただ、その頑張り、要するに努力の方向性が間違っていたために多くの国民が「立憲民主党がコロナ対策で成果を出した」という評価に至らなかったのではないでしょうか。
結局のところ、努力した結果が成果に結びつかなかった理由が「自分たちの力不足」と考えるのか、それとも「国民が理解力不足」と考えるのか、そこを取り違えてしまえば今後議論となるアフターコロナにおける経済政策等の後れは避けることができません。
ただ、立憲民主党は第一野党です。
「我々は頑張ってます!」なんていう自己満足で終わることなく、今後議論されるであろうアフターコロナに対して、正しいゴールを定めること。そのうえで国会において実のある議論を重ねていただきたいと考えます。
ダイエットだって頑張り方を間違えれば成果は出せません。頑張っただけで褒められるのは小学生までにしましょう!
明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×市議会議員
現在40歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員
マルチタスク・ラボ
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著書:マルチタスク思考