【デジタル版】ワクチン接種証明の危険性!?
まん延防止措置が発表され、居酒屋などで「ワクチン接種証明」を提示する機会が増えたのではないでしょうか。
ワクチン摂取証明はコロナワクチンを接種すると会場でもらえる(正確には刻印してもらえる)のですが、紙媒体のため常日頃持ち運ぶ手間と紛失する可能性がデメリットととしてあります。
そこで、デジタル庁ではワクチン摂取証明書をデジタル化して、証明書提示のスマート化を実現しました。
ボクも先日デジタル証明書を発行しましたが、マイナンバーカードを用意して1分ほどで完了。とても楽ちんでした。
ではこれで万事OK化と言うとそうではなく、そのデジタル証明書が簡単に偽造されてしまうのではないかと懸念しています。
というのもデジタル証明書はデジタルなだけあり、名称部分の書き換え等が簡単に行えてしまいます。
そうなると他人のデジタル証明書を簡単に自分名義に書き換えることができてしまう、そんな仕様となっています。
よーく見れば偽造に気づく方もいるかもしれませんが、これから飲食店(主に居酒屋)ではワクチン接種証明を確認する機会が増えます。その一つひとつを漏れなくチェックすることは容易ではありません。
その為、現在のデジタル証明書に一工夫加え、セキュリティ向上を図る必要があります。
例えば日付などのアニメーションを挿入すること。これにより複製が容易ではなくなりますし、店舗側も一目で確認することができます。
デジタル化のデメリットはデジタルリテラシーの低い人にとっては「何が正しくて何が正しくない」かが一目で分からない点です。
この辺りも考慮しつつ、政策に落とし込んでいく必要があります。
現在の仕様では反ワクチン派の間で偽造デジタル証明書が取引される恐れがあります。そうなれば益々ノーマスクデモなどが横行することも懸念されます。
デジタル庁さん、是非対策をお願いいたします!
明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×市議会議員
現在40歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員 / フィジーカー(APF大会ベスト8)
マルチタスク・ラボ
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著書:マルチタスク思考
※川越市のプロフィール(川越市HPより抜粋)
川越市は、埼玉県の中央部よりやや南部、武蔵野台地の東北端に位置し、109.13平方キロメートルの面積と35万人を超える人口を有する都市です。
遠く古代より交通の要衝、入間地域の政治の中心として発展してきた川越は、平安時代には桓武平氏の流れをくむ武蔵武士の河越氏が館を構え勢力を伸ばしました。室町時代には、河越城を築城した太田道真・道灌父子の活躍により、扇谷上杉氏(おうぎがやつうえすぎし)が関東での政治・経済・文化の一端を担うとともに、河越の繁栄を築きました。江戸時代には江戸の北の守りとともに舟運を利用した物資の集積地として重要視されました。
大正11年には埼玉県内で初めて市制を施行し、昭和30年には隣接する9村を合併し現在の市域となり、平成15年には埼玉県内で初めて中核市に移行しました。
川越市は、都心から30キロメートルの首都圏に位置するベッドタウンでありながら、商品作物などを生産する近郊農業、交通の利便性を生かした流通業、伝統に培われた商工業、豊かな歴史と文化を資源とする観光など、充実した都市機能を有しています。現在も、埼玉県南西部地域の中心都市として発展を続けています。
市内エリア:本庁管内、芳野地区、古谷地区、南古谷地区、高階地区、福原地区、山田地区、名細地区、霞ケ関地区、霞ケ関北地区、大東地区、川鶴地区