こっそりと盗まれ続けている川越市の『アレ』
朝、眠い目をこすりつつ行っている作業と言えば「朝のゴミ出し」ではないでしょうか。
曜日によって出せるゴミの種類も変わっており、「あれ、今日は何の日だっけ?」と思う方も少なくないと思います。
そんな朝のゴミ出し、川越市では以下の6種類に分けゴミの収集が行われています。
- 燃えるゴミ
- 衣類
- プラスチック系
- ビン・カン・ペットボトル
- 不燃類
- 紙ごみ
この中でもゴミの種類によっては買い取ってくれる業者もおり、川越市では資源ごみの売り払いで年間2億円以上の収益が生じています。
『◆環境部長答弁(2012-03-02)
金属類、紙類などの売り払いが一億六千四百十七万円、その他プラスチック製容器包装及びぺットボトルにつきましては、引き渡し先でございます日本容器包装リサイクル協会からの拠出金として一億三百六万円、合計二億六千七百二十三万円』
※あけど亮太の一般質問に対する答弁
このように、ゴミも財産となる時代です。その為にもゴミの分別は本当に大切なので皆さんご協力くださいね。
以上を踏まえて本題です。
これは何も川越市に限った話ではないのですが、この「売れば金になるゴミ」が川越市の一部では盗まれ続けているんです。
朝、ゴミ出しをした後に見慣れない車がゴミ(特に金属系の不燃ごみ)をせっせと積み込んで去っていく姿を見たことありませんか?
市民の方からすればごみ集積所に出したゴミ、誰が持っていってもいいよと思う方も多いかと思いますが、それら資源は形を変えた市のお金であり、第三者に持ち出されてしまえば市に入るべきお金が盗まれていると同じことです。当然ながら市のお金が減れば市民サービスが低下することも想定されます。
ボクは2012年の一般質問で「持ち去り禁止チラシ」掲示の対応を求め、実施していただきました。
目に見える警告チラシの貼り出して一時的には抑止制効果が見られましたが、10年も経てば警告チラシにも見慣れてしまい、残念ながらゴミの窃盗は再発してしまうなど抜本的な解決には至っていません。
ではこれからどうすればいいか?
対応としては、これまで通り警告を発信していくのは当然ですが、性善説だけに委ねるわけにはいきません。
窃盗現場を抑えて対応する必要があり、今後は警察との連携も視野に入れていかなくていけません。
ここで注意したいのが、市民の方が窃盗現場を見つけて声をかけトラブルになっては危険です。もしごみ集積所からゴミの持ち出しを目にした場合は「いつ」「どこで」「何時頃」「どんな車か」「どんな人か」などの情報をボクまで共有していただけると助かります。→お問合わせフォーム
同時に行政としても適切な対応が必要です。
この問題に対しては10年越しとなりますが、第二弾として担当職員さんと協議を行っていきます。
年間被害総額、数千万単位になってしまうのではないか??
明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×川越市議会議員
現在41歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員 / フィジーカー(APF大会、アスリートモデル部門優勝)
マルチタスク・ラボ
Twitterアカウント
著書:マルチタスク思考
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※川越市のプロフィール(川越市HPより抜粋)
川越市は、埼玉県の中央部よりやや南部、武蔵野台地の東北端に位置し、109.13平方キロメートルの面積と35万人を超える人口を有する都市です。
遠く古代より交通の要衝、入間地域の政治の中心として発展してきた川越は、平安時代には桓武平氏の流れをくむ武蔵武士の河越氏が館を構え勢力を伸ばしました。室町時代には、河越城を築城した太田道真・道灌父子の活躍により、扇谷上杉氏(おうぎがやつうえすぎし)が関東での政治・経済・文化の一端を担うとともに、河越の繁栄を築きました。江戸時代には江戸の北の守りとともに舟運を利用した物資の集積地として重要視されました。
大正11年には埼玉県内で初めて市制を施行し、昭和30年には隣接する9村を合併し現在の市域となり、平成15年には埼玉県内で初めて中核市に移行しました。
川越市は、都心から30キロメートルの首都圏に位置するベッドタウンでありながら、商品作物などを生産する近郊農業、交通の利便性を生かした流通業、伝統に培われた商工業、豊かな歴史と文化を資源とする観光など、充実した都市機能を有しています。現在も、埼玉県南西部地域の中心都市として発展を続けています。
市内エリア:本庁管内、芳野地区、古谷地区、南古谷地区、高階地区、福原地区、山田地区、名細地区、霞ケ関地区、霞ケ関北地区、大東地区、川鶴地区