空き家って何が問題なの?増加する空き家について考える

空き家の問題を考える

今、全国的にも空き家が過去に例を見ないスピードで増加しています。ニュースなどでも取り上げられており、身近で空き家の問題を実感されている方も多いのではないでしょうか。
ですが、そもそも空き家とはどんなものかを説明できる人はあまり多くはありません。また、空き家が増えることは何が問題なのでしょうか。今回はこの「空き家問題」を一般質問で取り上げ、改善に向けての提言を行いました。

まず始めに空き家とはどのような状態を指すものなのでしょうか?これは国土交通省により定められており「1年以上誰も住んでいない・使われていない状態」が空き家と定義されています。
そのため、10年以上誰も住んでいないけれど所有者が定期的に荷物の保管など倉庫のように使っている場合は空き家に該当しません。 また、アパートなどの共同住宅の場合はすべての部屋(住宅)が空室でなければ空き家とは定義されません。

空き家による問題点とはどんなものがあるの?

空き家の問題とはどのようなものがあるのでしょうか。
一般的に周知されている空き家の問題とは主に次の四つに分類されます。

◆雑草・悪臭など衛生環境の悪化 ◆景観の悪化
◆不法侵入などによる治安の悪化 ◆倒壊に伴う生命・身体への被害のおそれ

あけど亮太は上記の問題にプラスし、空き家の問題には経済面における機会損失があると考えます。
本来ならば人が居住することや商業施設として運用することで生まれる経済面における機会損失です。これは川越市にとっても税収確保の側面から見てもマイナス効果を生み出しています。

空き家を利活用することが市内経済の循環を生み出す!

埼玉県内では空き家問題解消に向け解体補助金を出している自治体もあります。川越市が同等の補助制度を設けた場合の予算額は390万円。
12月9日の議会にてあけど亮太は執行部に「空き家解消がもたらす本市へのメリット」を質問し、執行部より
「①周辺生活環境の改善」
「②新居住者が増えることでの税収増」
との答弁を引き出しました。
このメリットを獲得するためにも、議場より「空き家解体の補助金制度の創設」を求め、執行部より他自治体の事例を参考に調査研究を進める旨の答弁をいただきました。

この一般質問の様子を2分半に凝縮した動画をYouTubeにアップしました。
これを機に皆さんが空き家について考える、そんなきっかけになれば幸いです。
空き家の解体補助金制度を創設した方がアレコレ地域が良くなる(抜粋版)


明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×川越市議会議員
現在41歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員 / フィジーカー(APF大会、アスリートモデル部門優勝)
マルチタスク・ラボ
Twitterアカウント
著書:マルチタスク思考

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※川越市のプロフィール(川越市HPより抜粋)
川越市は、埼玉県の中央部よりやや南部、武蔵野台地の東北端に位置し、109.13平方キロメートルの面積と35万人を超える人口を有する都市です。
遠く古代より交通の要衝、入間地域の政治の中心として発展してきた川越は、平安時代には桓武平氏の流れをくむ武蔵武士の河越氏が館を構え勢力を伸ばしました。室町時代には、河越城を築城した太田道真・道灌父子の活躍により、扇谷上杉氏(おうぎがやつうえすぎし)が関東での政治・経済・文化の一端を担うとともに、河越の繁栄を築きました。江戸時代には江戸の北の守りとともに舟運を利用した物資の集積地として重要視されました。
大正11年には埼玉県内で初めて市制を施行し、昭和30年には隣接する9村を合併し現在の市域となり、平成15年には埼玉県内で初めて中核市に移行しました。
川越市は、都心から30キロメートルの首都圏に位置するベッドタウンでありながら、商品作物などを生産する近郊農業、交通の利便性を生かした流通業、伝統に培われた商工業、豊かな歴史と文化を資源とする観光など、充実した都市機能を有しています。現在も、埼玉県南西部地域の中心都市として発展を続けています。
市内エリア:本庁管内、芳野地区、古谷地区、南古谷地区、高階地区、福原地区、山田地区、名細地区、霞ケ関地区、霞ケ関北地区、大東地区、川鶴地区

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