事故物件の損失価値は取り戻せるか?
映画「事故物件」をきっかけに事故物件について考えてみた
事故物件、その定義は明確に決まっているわけではないようです。
一般的にはマンションやアパートなどの一室で自殺や不審死が行われるとその物件は事故物件として扱われますね。
そして事故物件となると当然ながら入居希望者が減少するため、一室の資産価値も比例して低下します。
どれくらい低下するかというとボクの想像の軽く五倍くらい。
最近は資産運用として不動産の勉強をしており、いろんな物件サイトを見て回っていますが、そこで見つけた桁2つくらい間違えてるんじゃないかと二度見した物件が俗にいう事故物件でした。
同じマンション一室の賃料を見ると7万円。それに対して事故物件は売値18万円。賃料ではなく売値です。もう安いとかそんな次元の話ではありません。
ではこの資産価値の低下は何が要因かと言えば、人が亡くなったという事実に起因する「恐怖心」です。要するに怖いといった感情です。
感情によって本来この一室が持つ資産価値は100分の1まで激減してしまうわけです。
ってことは理屈の上では事故物件に対して抱く恐怖心を払拭できれば、その払拭した量に比例して資産価値を取り戻せることが可能となるはずと考えます。
事故物件芸人も出るほどの資産価値
リフォーム?レンタルルーム?民泊?やり方は様々ありますが、感情によって失われた資産価値の掘り起こしは日本にとっても潜在的な資産の活用に繋がりそうです。
実際に事故物件を扱う芸人さんがいるほど、事故物件だからこその活用方法もあるはずです。
比較的ローコストでチャレンジできる事業です。試してみる価値はありそうですね。