フィフィ、ひろゆき、ホリエモン、Daigo、田村淳(敬称略) 各インフルエンサーの旧統一教会へのスタンス

インフルエンサーの発信が世論を巻き込む

安倍元首相銃撃事件による山上容疑者の供述から旧統一教会の問題が明るみとなりました。

メディアでは恐喝めいた高額献金が主だって取り上げられていますが、その他にも宗教二世()や国会議員への選挙支援、名称変更時の不正と疑われる行為など多岐に渡る問題をはらんだ旧統一教会問題。今では野党を中心とした対策チームも立ち上がり、今後本格的な議論が始まろうとしています。
※特定の信仰・信念をもつ親や家族の下で育ち、幼少期から宗教活動などへ参加する二世を指す

しかし、世論の危機意識が低下すると国会の議論も鈍化しがちなのが日本の政治です。その為にも世論の旧統一教会に対する危機意識は低下させてはいけないのですが、連日のテレビ報道に対する旧統一教会の”著作権違反主張”に、今後の報道が下火になることが懸念されます。

テレビ報道が減ればそれだけ国民の危機意識も徐々に薄れてしまうことを考えると、第二のメディアともいえるインフルエンサーの発信に期待をすべく、政治・社会系のインフルエンサーの五名の旧統一教会に対する発信に注目してみました。

フィフィ氏

テレビで活動していた頃は声の大きな女性というイメージしかなかったのですが(すいません、、、)、外交問題を中心に世界経済や国内政治と幅広く情報発信をしており、その姿勢は王道保守。

旧統一教会に対する発信は舌鋒鋭く、保守だからこそ自民党の煮え切らない態度に対しても厳しい発信を続けています。

日本と韓国の歴史から旧統一教会の成り立ちを解きほぐし、現状の政治と旧統一教会との癒着から派生している問題、強制的な高額献金やその資金が韓国に流出する問題や政治家と信者の不適切な関係を指摘し、旧統一教会をカルトと称して活動停止を訴えています。

フィフィさんの旧統一教会に対する発信はTwitter、YouTubeで数多く発信されています。

ひろゆき氏

インターネット掲示板2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さん。

いま最も旧統一教会に対して厳しい発信を明確に打ち出しているのがひろゆきさんではないでしょうか。
連日のTwitterでは旧統一教会関連の情報をリツイートしており、YouTubeではその解説を行っているなどかみ砕いた情報発信を行っています。

問題点を「政治家のスタンス」と「韓国への資金流出」の二点にスポットを定め、メディアをも巻き込みながら旧統一教会を厳しく批判、解散すべきと発言しています。

旧統一教会問題を強く発信しているインフルエンサーの二強はフィフィさんとひろゆきさんであることは間違いありません。

堀江貴文氏(ホリエモン)

Twitterフォロワー数356万人というまさにインフルエンサー中のインフルエンサーの堀江貴文さん。

これまでも政治的発言が多く、多くの国会議員が批判の的となってきました。
そんな堀江貴文さん、今回の旧統一教会についても鋭い意見が飛び交うかと思ったのですが、少し控えめな印象です。

その中でも比較的厳しい発信が上記のツイートとなります。
上記ツイートからもわかる通り、旧統一教会をカルト宗教として認識していることからも、団体に対して問題意識を抱いていることがわかります。

しかし、直接的な批判の言葉は避けつつも、経営者としての視点から宗教を「不安ビジネス」と称して、旧統一教会に対しての是正ではなく、国民に対する注意喚起を促しています。

DaiGo氏

メンタリストとして活躍するDaiGoさん。YouTube登録者数は220万人超えというトークで魅せるインフルエンサーです。

そんなDaiGoさんは旧統一教会の問題については直接的な明言は避けていますが、ひろゆきさんの旧統一教会に対する批判的なツイートを数多くリツイートしていることからも旧統一教会に対するスタンスはひろゆきさんと同じと考えていいでしょう。

YouTubeにおいては旧統一教会を直接的に批判する発信はありませんが、旧統一教会の今後を予想したり宗教にハマる心理など、メンタリストとしての視点から解説しています。

失言による炎上による活動自粛からまだ日が浅いこともあり、発言にも慎重になっているのかな?と勝手な推測をしてしまいました。

田村淳氏

タレントの田村淳さん。Twitterフォロワー数は320万人超えの超人気インフルエンサー。

自身の口からも「いつかは政治家になりたい」と公言していることもあり、政治への見識も深く、コメンテーターとして活躍する際には国民目線を持ちつつ政治の問題点を的確に指摘しています。

今回の旧統一教会の問題に対しては、組織としてどうあるべきかという発言は行っておらず、「政治と宗教の距離感」に対して問題意識を抱いています。

これまで宗教のことには触れてはいけない、これは政治だけではなくメディアも含め同じような空気感があり、その為に国民がその実態を知る手段がほとんどなかった事を問題提起しており、田村さんは現時点においては「まずは学ぶこと」を重視しています。

今後、知識を積み重ねた先に明確になった問題があれば、何かしらの発信を行っていただけるのではないかと期待しています。

まとめ

いかがでしょうか?

各インフルエンサーの方々のスタンスの違いが明確になったかと思います。

今回の問題は政治と宗教とメディア、更には国民をも巻き込んだ大きな負債です。

報道で大々的に取り上げられている間は国民の問題意識も高くなり、国民の問題意識が高いうちは政治も是正に動きますが、逆の見方をすれば報道で取り上げられなくなった瞬間に政治の議論は止まってしまいます。

しかし、今回の問題は絶対に放置してはいけません。

  • 恐喝のような高額献金とそのお金が韓国への流出すること
  • 宗教二世による子どもの選択肢が奪われていること
  • 政治と宗教の不適切な癒着による不正行為

これらの問題をメディアが取り上げることができたこの瞬間こそが、是正に向けて最初で最後のタイミングになるかもしれません。

報道が沈静化してしまう恐れのある今だからこそ、インフルエンサーの皆さんの今後の発信に期待をすると共に、地方からもカルト宗教の問題について真摯に向き合っていきます。

※本記事のインフルエンサーの動向はあけど亮太が個人的に調べた範囲の情報のため、抜けや誤りがあればご連絡ください。早急に修正させていただきます。


明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×市議会議員
現在41歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員 / フィジーカー(APF大会、アスリートモデル部門優勝)
マルチタスク・ラボ
Twitterアカウント
著書:マルチタスク思考

※川越市のプロフィール(川越市HPより抜粋)
川越市は、埼玉県の中央部よりやや南部、武蔵野台地の東北端に位置し、109.13平方キロメートルの面積と35万人を超える人口を有する都市です。
遠く古代より交通の要衝、入間地域の政治の中心として発展してきた川越は、平安時代には桓武平氏の流れをくむ武蔵武士の河越氏が館を構え勢力を伸ばしました。室町時代には、河越城を築城した太田道真・道灌父子の活躍により、扇谷上杉氏(おうぎがやつうえすぎし)が関東での政治・経済・文化の一端を担うとともに、河越の繁栄を築きました。江戸時代には江戸の北の守りとともに舟運を利用した物資の集積地として重要視されました。
大正11年には埼玉県内で初めて市制を施行し、昭和30年には隣接する9村を合併し現在の市域となり、平成15年には埼玉県内で初めて中核市に移行しました。
川越市は、都心から30キロメートルの首都圏に位置するベッドタウンでありながら、商品作物などを生産する近郊農業、交通の利便性を生かした流通業、伝統に培われた商工業、豊かな歴史と文化を資源とする観光など、充実した都市機能を有しています。現在も、埼玉県南西部地域の中心都市として発展を続けています。
市内エリア:本庁管内、芳野地区、古谷地区、南古谷地区、高階地区、福原地区、山田地区、名細地区、霞ケ関地区、霞ケ関北地区、大東地区、川鶴地区

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