市議会議員になるための方法。
選挙ってどうやったら出れるの?
議員という仕事をしているとこのような質問をよく聞かれます。
何か特別な条件があると思われがちですが、
選挙で当選する
それだけです。
選挙に出ることができる条件は「日本国民で満25歳以上」だけ。シンプル。(参議院、都道府県知事は満30歳以上)
立候補するのにこれといった資格もいらなければコネもいりません。
だけど結構知らない人もいるので、ブログを通じて選挙のことを書いてみようかと思います。
選挙のことを知れば政治も結構身近に感じるかもしれませんし、実際に政治の世界に身を置いている立場からしてみても政治ってそんなに遠い世界の話じゃないんですよね。
「選挙で当選する」だけとは書きましたが、もちろん届け出を提出したり人と会ったり色んなものを作ったりと諸々の準備をしますが、普段の仕事でやっているようなことと大差はありません。
選挙はお金がかかるイメージ。
真っ先に思い浮かぶイメージはコレではないでしょうか。
選挙ってすごくお金がかかるイメージがあるかもしれませんが、昔のようにお金を配るなんてことはないし(一部ではあるみたいだけど)、広報物等の必要備品も昔と比べてかなり安価で入手可能になりました。
それでも50万円から100万円ほどはかかりますが、そこは気合いで貯めましょう。
※ちなみに上記の金額意外に供託金が市議会議員選挙で30万円かかりますが、ある程度の票を獲得すれば返金されます。
なにしろ議員になって得られる経験や知識は圧倒的ボリュームです。
ぶっちゃけその経験と知識を持ってビジネスを展開すればほぼコケることはないでしょう。
選挙までの準備期間~選挙の一週間
市議会議員選挙の選挙期間は7日間です。(政令指定都市議会選挙は9日間)
じゃあ一週間頑張ればいいのか、というとそうではなく、選挙前の「選挙準備期間」がある意味で本当の選挙期間ともいえます。
この期間は人それぞれですが、初めて立候補する人なら最低半年から時間的余裕があるなら一年は考えておいた方がいいでしょう。
やることは時期によって異なりますが、以下の通りです。
活動開始から選挙一ヶ月前までの間
- 支援者を集める
- 協力者を集める
- 広報活動(個別訪問・駅立ち・街頭演説・SNSなどなど)
選挙一ヶ月前から選挙告示日までの
- 立候補予定者事前説明会の参加
- 立候補書類の作成、提出(選挙カーの手配・選挙事務所の手配・選挙ポスター作成・選挙チラシの作成などなど)
- 選挙戦略の策定
選挙期間
- 出陣式
- 選挙カーを走らせる
- 街頭演説
- マイク収め
大きく分類わけするとこんなところです。
若い人ほど選挙に触れる機会が少ないのですが、若い人ほど選挙は格段に有利です。
ボクは組織もなくゼロから選挙をやってきたので、そんな人でも役立つ内容を何回かに分けて書いていこうと思います。